被災地を取材する報道陣を見て願うこと [独り言/ニュース]
台風15号の被害、日が経つにつれて、情報が増えてきましたね。
房総の方は、深刻な状態であることが、わかってきました。
房総の方は、深刻な状態であることが、わかってきました。
実は、被災地に入って、レポートをしているTV番組を観るたびに、
思い出す話があります。
思い出す話があります。
何年か前に、伊豆大島で、やっぱり台風による大雨が降って、
酷い土砂災害が起きた時のことです。
当時、島に住んでいた方から、だんなさんが聞いた話です。
酷い土砂災害が起きた時のことです。
当時、島に住んでいた方から、だんなさんが聞いた話です。
その方は、食品の棚がスッカラカンになった店の前で、
TVのカメラを向けられて、取材を受けたそうです。
TVのカメラを向けられて、取材を受けたそうです。
突然のことでしたが、彼は、頭にきたので、
「何言ってんの!? 自分たちが、こんなにしたんじゃないか!!」
って、カメラに向かって、文句を言ったんだそうです。
「何言ってんの!? 自分たちが、こんなにしたんじゃないか!!」
って、カメラに向かって、文句を言ったんだそうです。
そもそも、島しょ部は、船便が天候に左右されるので、
日頃から、それなりの在庫を用意しているわけです。
日頃から、それなりの在庫を用意しているわけです。
だから、余程の期間、船が出ないとか、
想定外の人数が、島に滞在して街中で買い物しない限り、
ほんの何日かで、店がスッカラカンになることはないそうです。
想定外の人数が、島に滞在して街中で買い物しない限り、
ほんの何日かで、店がスッカラカンになることはないそうです。
台風が近づいていると分かっていれば、なおさら。
各家庭でも、いつもより多めにストックします。
ライフラインさえ無事なら、ほとんどいつも通りなんだそうです。
各家庭でも、いつもより多めにストックします。
ライフラインさえ無事なら、ほとんどいつも通りなんだそうです。
ただ、困るのが、生鮮品。
「船が動いたから、そろそろ、店に補充されてるかな?」
と思って、行ってみたら、
と思って、行ってみたら、
パンやカップ麺、スナック菓子はもちろん、つまみ類の棚までもが、
きれいに、スッカラカンになっていて、呆然としたそうです。
きれいに、スッカラカンになっていて、呆然としたそうです。
その方のお話では、
船が動いた途端、まだ、物流がうまく流れていないうちに、
船が動いた途端、まだ、物流がうまく流れていないうちに、
島外から、報道陣が大挙してやってきて滞在し、
自分たちの食べる物を、その界隈で調達したんだそうです。
自分たちの食べる物を、その界隈で調達したんだそうです。
住民からすれば、それまで、いつもどおりだったのに、
彼らが着た途端、あっという間に、店から食品がなくなったわけで・・・。
それは、「あんたたち、なに言ってるの!?」となりますね。
彼らが着た途端、あっという間に、店から食品がなくなったわけで・・・。
それは、「あんたたち、なに言ってるの!?」となりますね。
残念なことに、彼のインタビューが、
TVで放映されることは、なかったそうです(^^ゞ
TVで放映されることは、なかったそうです(^^ゞ
今、現地に行って、取材をされる方々が、
その車に、水や食品、衛生用品など、
とにかく、できるだけたくさん詰め込んで、向かっていることを願います。
その車に、水や食品、衛生用品など、
とにかく、できるだけたくさん詰め込んで、向かっていることを願います。