彦根市の除草剤 → 墓掃除 の話

除草剤「害あるのでは」と苦情50件以上　滋賀・彦根で散布延期 ｜ 京都新聞
使用予定だった除草剤は米企業が開発し、有効成分と発がんとの関連が一部で報じられている。同課は「市民からの指摘に配慮し、違う商品を散布することも含めて対応を検討する」としている。

問題になってる、この除草剤は、ラウンドアップという商品のことだと思うのですが、私も、いいイメージを持っていないです。

10年位前、NHKの番組（たぶん”NHKスペシャル”）で見たことがあります。
「遺伝子組み換え大豆」の特集で、登場していました。

私は、それまで、遺伝子組み換え大豆というのは、
よりたくさん収穫できるように、とか、病気に強いとか、
そういう品種改良を、遺伝子レベルで施したものだと思っていました。

でも、その番組をみて、認識が甘かったことを知りました。

番組の中で、ラウンドアップを散布する場面がありました。
それを散布して数日すると、大豆以外の、雑草だけが、見事に全部枯れたんです。

うまいことできてるな～。って、そんな話じゃないですよね。
なぜ、大豆だけ枯れないのか、を考えないと。

この、ラウンドアップを使うためには、最初から、
この商品を使っても枯れないように遺伝子を組み替えた大豆、を植えるんですね。

要は、強力な除草剤と、それを使っても枯れない種子のセット販売。
その除草剤が「人体、環境に影響なし」って言われたって、ちょっと信じられません。

番組の後半で、そのラウンドアップを数年使っていた、アメリカのどこかの州の農場主が登場しました。

パサッパサになって、やせた畑の土を触りながら、
「この土地は、祖父の代から耕してきましたが、もうダメです・・・。」
と言っていました。忘れられない場面です。

このニュースをみて、ふと思いついたので、玄関の周りの草むしりをしました。
狭い範囲なので、ほんの15分程度で終わりましたが、
紫外線のせいで、腕に湿疹がぶわぶわ～っと出てしまいました。
日焼け止めして、長袖着たんですけどね。やめとけばよかったです。

赤く痛痒い腕をみると「除草剤って便利かな～。」なんて思ったりします。
まあ、でも、あの番組を思い出すと、いやいや～って思い直しますが・・。

そんなこんなを考えている時、母が、電話をかけてきて、なんと除草剤の話を！！
「今度、お墓に掃除行くとき、除草剤を持っていこうかと思うんだけど・・。」
なんなんだ！今週は！みんな、次から次へと除草剤のことばかり！！

でも、お墓の周りに除草剤。なるほど、それはいい案です。
お墓なら、誰の健康も心配することないし・・・。

ただ、（そこに眠る）父は、

「なんてものを撒くんだ！
　そんなん撒くくらいなら、もっと、こまめに来て、草むしりしろ！」

と言うようなタイプだった気がしますが・・・。
まあ、母がそれがいいと言うのですから、そうしましょう。

ところで、この話に関係あるような、ないような話ですが、
父は、滋賀県彦根市の出身でした。

彦根市の除草剤のニュースから、→草むしり→墓掃除、って・・・。
墓掃除をしに来い！っていう、無言の圧力のように感じます・・・。
お盆も近いですし。

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