特売品は何個まで買えるのか。

水曜の朝、スーパーに特売卵を買いに行った時の話。

レジの列の一つが、不自然に空いていました。
カゴに特売卵を３パックだけ入れた、70代後半くらいの男性が、
店員さんに語り掛けていました。

「138円払うんだから、3パック買えないのはおかしい。」
と穏やかに、しかし、しつこく説教しているようです。

隣のレジの何番目かに並んでいた私の会計が終わり、
袋詰めが終わって店を出るときも、まだ、説教は続いていました。

なぜ、そこまで、自信満々なんだかわかりませんが、
お店が、ダメだというんだから、ダメでしょう。
店員さんも気の毒に・・・。

「特売品はお一人様いくつまで買えるか」という話から、
ちょっと昔のことを思い出しました。

息子がまだ、小学校の２年か3年だったころのこと、
算数の宿題で、解けない問題がありました。

A店ではあんぱんを一個50円で売っています。

B店では、1個60円ですが、５個まとめると200円にしてくれます。

あんぱんを12個買う時、どちらの店がいくら安いでしょう。

多分、その宿題をやってなかったかで、私はその時怒っていたのでしょう。
仁王立ちで見張っている私に、息子が小さな声で、おそるおそる、

「・・おひとりさま、なんこまで・・？まとめてわりびき・・なんこまで？」

ダメ！！我慢できない！！爆笑です！！
問題が悪い！特売のルールはちゃんと書いてくれないと！！
先生すみません、こんな子もいるんです！！

特売のルールを知らないと、周りに迷惑をかけるけれど、
特売のルールに精通し過ぎると、学習に支障が出る。という話でした。

この特売卵のチラシの後日談は、こちら。

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