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「共働き世帯」の定義 [独り言/その他]

共働き世帯の妻の働き方、「150万円の壁」を越えないが過半数 – MONEY PLUS
政府統計によると、1990年代半ばから、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったそうですが 、この統計では、夫婦ともに少しでも収入があれば「共働き世帯」としカウントされています。

「共働き世帯」って、夫婦ともに、フルタイムの世帯だと思ってました。
まさか、103万円未満もカウントされているとは・・・。

常々、「専業主婦だと、肩身が狭いな~。風当たり強いな~。」
なんて思っていたけど、
私、専業主婦じゃなかったんじゃない!

我が家も、去年までは、れっきとした「共働き世帯」だったんですね。
(私も、去年の春までは、パート勤務してました。)

あんな、微々たる稼ぎでも、カウントされていたとは・・・。
だったら、もっと、誇らしげ?? にしてればよかったかしら(^^ゞ

でも、やっぱり、自分で社会保険料とか納めないと、
労働者としては、認められていない気がしません?

私のように、103万円未満のパートだと、税金も納めてないから、
もはや、「仕事してます」って、堂々と、人には言えない感じ。

「パートなんですけどね・・・。」って、
ちょっと、へりくだっちゃったりしてね(^^ゞ

なんだ、早く言ってよ~。
って今は、本当に専業主婦になってしまったので、論外なんですけど。


でも、103万円未満もカウントしているとなると、
「共働き世帯」の実態って、ちょっとイメージ違うなぁ。

なんか、もうちょっと余裕のある感じかと思ってました・・・。
そっか~、うちみたいなのでも「共働き世帯」だったのか・・・。
え~、なんか、ショボいな~。


ところで、「103万円の壁」とか「150万円の壁」って言うけど、
そもそも、これ、働く側の問題なのかしら?

私の身の回りでは、「150万円の壁」超えるお母さんって、
出産の時、退職せずに育休とった人とか、
看護師さんとかの、資格系の人くらいじゃないかと思います。

だいたい、みんな、朝8時半ごろ出てって、夕方帰ってくるけど、
ほとんどのお母さんが、150万なんて稼げてないですよ。
というか、だんなの扶養内の130万円以下が多いです。

それも、「130万円を超えないように抑えている」というより、
「130万円には、届かない。」っていう人が多いです。

主婦のパートじゃ、そんなにもらえないですよ。
ここら辺は、時給が安いもん。


それに、やっぱり、雇う側の問題が大きいと思うんです。
私が去年春まで働いていた職場は、そういう意味で、典型的な会社でした。

まず、パートはシフト勤務なんですが、どんなにmaxで出勤しても、
社会保険料を払うギリギリのラインを超えないように、
シフトが組んでありました。
そもそも、パート募集の謳い文句が「扶養内で働けます」だし。

同時に、フルタイムで、社会保険に加入する契約社員も募集してましたが、
そっちは、最初に、
「3年で退職します」っていう覚書?誓約書?を提出してました。
(これ、たぶん法令違反なのでは?と思うんですけどね。)

でも、そういう会社って、あそこだけじゃないですよね。
どこも、似たようなものなんじゃないかな、と思います。

結局、いったん退職してしまうと、手に職系でない限り、
安定して、社会保険に加入できるような職につくのは、
厳しくなるってことなんでしょうね。


そういえば、何年か前、安倍首相が、国会答弁の中で、
「・・妻がパートで働き始めて、月収25万円増えたら、
夫の収入50万と合わせて、世帯の月収75万円、・・・・。」

みたいな、例話をして、実態を知らなさすぎるって批判されてました。
まあ、感覚の違いもここまでくると、あっぱれって感じですね。

子供が小学校に上がったのでって、働き始めたら、月収25万!!
なんて、夢のようなパート! ホントあったらいいですね~。 

でも、パートでそんなに稼げるなら、子供の寝顔しか見れずに、
夜遅くまで頑張って働いてた、月収50万のだんなさんは、
馬鹿らしくなって、仕事辞めたくなるんじゃないかしら。


まあ、パートにそんな果てしない夢は見ていないので、
せめて、もう少し稼げて、
もう少し余裕のある「共稼ぎ世帯」がいっぱい!
って社会が実現してほしいな、と思います。

タグ:ニュース
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